~ 今日の一言 ~ 北斎は一日にしてならず
~今日の一言(NO.339)~
・「葛飾北斎」は19歳から30歳代の半ばまでを役者似顔絵や
美人画絵画に秀でた人気絵師「勝川春章」とその一門の下で
長く学んだ。その際には、師匠や兄弟子から習画の手ほどきを
受けたり、あるいは師や兄弟子らの手伝いをしながらひそかに
盗んで行った。またその後は、非浮世絵の絵画流派にも学び
作品を描く技術を磨いていった。あくなき探求心と更なる
向上心から画法も様式も変貌させつつ、新たな画境を切り開き
続けた。
⇒ ある雑誌に、北斎の絵が並んでいた恥ずかしながら
「冨嶽三十六景」ぐらいしか知らなかったっが、
いろいろなものを描いていた。
常識にとらわれることなく、いろいろな人から貪欲に技法を
吸収することで「変幻自在」な絵を描く。
人から学び、自然からも学ぶ。いろいろなところに学びは
転がっている。