~ 今日の一言 ~ 〇〇精神は息づいている

~今日の一言(NO.224)~

・「〇〇精神」ってどんなものがあるのか気になって調べてみた。

 

  (武士道の精神)

  武士道の吟味というのは、嘘をつかず軽薄をせず

  佞人(こびへつらう人)ならず、表裏を言はず、胴欲ならず、

  不礼ならず、物毎自慢せず、驕らず、人を譏らず、不奉公

  (主人に忠実でないこと)ならず、朋輩(仲間・友だち)の

  仲よく、大かたの事をば気にかけず、互ひに念比にして人を

  取たて、慈悲ふかく、義理つよきを肝要と心得べし、命をしまぬ

  計をよき侍とはいはず

 

  (いけばなの精神)

  春の芽生え、夏の繁茂、秋の彩り、冬の枯枝。これらは草木が生きて

  いるからこそ、現れる者草木の命が作り出す姿を美しさの根源として

  そこに「和」があると考える。虫食い葉、先枯れの葉、枯枝でも

  瑞々しい若葉や色鮮やかな花を同じ、草花の命の姿と捉え美を見出す

 

  (茶の精神)

  もてなししつらえの美学

  和敬清寂(主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や

  茶会の雰囲気を清浄にすること)を重要視する。

 

 (聖徳太子 十七条憲法)*〇〇精神ではないですが

  第一条、和を以って貴しと爲し忤ふこと無きを宗と爲す・・・

  (訳)和を大切にし、人といさかいをせぬようにせよ

     人にはそれぞれつきあいというものがあるが、

     この世に理想的な人格者というのは少ないものだ。

     それゆえ、とかく君主や父に従わなかったり、

     身近の人々と仲たがいを起こしたりする。

     しかし、上司と下僚がにこやかに仲むつまじく

     論じ合えれば、おのずから事は筋道にかない、

     どんな事でも成就するであろう

 

   ⇒ 上記以外にもいろいろな精神等があると思うし、

    上記の精神のすべてが、日本人の中で受け継がれているとは

    言わないし、実際に心無い行動をする人もいますが

    多くの日本人の行動を見れば、心の中に、根付いている

    ものも多い。