~ 今日の一言 ~ 勉強は、いつまでやるの?

~今日の一言(NO.84)~

日経新聞を見ていたら「文化」欄に辻村深月さんの記事があった。

 どこかで見た名前だと思ったら、先日読んだ「かがみの狐城」の作者だった。

 

 この本の中の一説(抜粋)に

 (風歌)夏のコンクールで圏外だった。ピアノを続けていいのか、分からない。

 (先生)風歌ちゃんはつまり、自分がハイリスクなことをしてきちゃったんだって

     思っているように、そう聞こえる。

 (風歌)ハイリスク

 (先生)勉強は、やればやっただけ結果は出るし、これから何をするにも無駄には

     ならないから。一番ローリスクなことかもしれない。

     ずっとひとつのことに取り組んできて、これで優勝できなかったり

     ピアニストになれなかったらどうしようって、ハイリスクなことに

     取り組んでしまったそう思っているように聞こえたの。

      

  ⇒ 勉強がローリスクかどうかは、よくわからないが、

    勉強して、良い学校を出るのは、ある意味保険になる。

    社会人としての実力はなくても、学校名で、優遇されることはある。

    しかし、この学歴に関する考え方は、一生涯続くことではない。

    本当の勝負は、社会に出てからである。

    社会に出て自分を磨き続けた分だけ、高いリターンが得られるのは道理

    である。