~ 今日の一言 ~ 店長から学ぶ「商売十訓」
~今日の一言(NO.367)~
・「商売十訓」抜粋(近江商人)
*商売は世の為、人の為に奉仕して利益は当然の報酬なり
*店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品質の如何
(この品には、商売人として品質も含まれる。接客や人間性も
含めた品が大切)
*売る前のお世辞より、売った後の奉仕
*資金の少なさを憂うなかれ、信用の足らずを憂うべし
*無理に売るな、客の好むものを売るな、客のためになるものを売れ
*商売に公共不況はない。いずれにしても儲けなければならない
⇒ あるコンビニのオーナーと話をしたときに、コロナもあり
競合のスーパーが近くにできたりなど、大変ではないですか?
売上とかはどうですかと言う話をしたところ。
「今のところ微増かなぁ」って回答が返ってきた。
聞くと固定客が9割もついているとのこと。コンビニでは商品の
差別化はできない中で、どうやっているのですかと話したところ
「社員の人たちが地域密着で頑張ってくれているから」だと
教えてくれた。
まさに、上記(上から2番目)の品質(ものではなく、人)の価値が
世の中に受け入れられているからだと思った。
商売十訓と実業が一体的に理解できた事例でした。