~ 今日の一言 ~ 「残心」って何
~今日の一言(NO.366)~
・射法発節(矢を射る際の基本動作)
①足踏み(立つ位置を決める)、②胴造り(姿勢を整える)
③弓構え(現に指をかける)、④打起し(弓を持ち上げる)
⑤引分け(弓を引く)、⑥会(狙いを定める)
⑦離れ(矢を射る)
ここで終わってはいけない。もう一つ基本動作が残っている
⑧残心(矢を射た後の姿勢)である。
残心とは、武道や芸道において用いられる言葉で、
「心が途切れない」「技を出した後も注意を払って力を緩めない」
ということだ。
⇒ 柔道のオリンピックでも技を出した後、審判が待てと言っても
いないのに、やめてしまい(油断をして)相手に技をかかられ
負ける。このようなことが有ってはいけない。
最後までやり切るとどめを刺すということだ。
我々が営業をする中でも、お客さまからよろしく頼むよと言われた
ものが他社に巻き返された事例がたくさん出てきた。
まさに、最後に気を抜いてしまった失敗事例である。
同じことを繰り返さないように「残心」を常に心に置いておこう。