~ 今日の一言 ~ 芋づる式に学ぶ

~今日の一言(NO.142)~

・ある雑誌を読んでいたら

 米沢藩の藩主である上杉鷹山が、私の好きな言葉である「疾風に勁草を知る

 (厳しい風が吹いて初めて強い草かどうかわかるという意味)という味わい

 深い言葉を反芻しながら藩政改革を進めていたことが分かった。

 この改革が進んだのは、鷹山に一片の私心がなく、

 「藩は、民衆のための藩でないといけない」訴えたからだと書いてあった。

 

 「会社は、お客さまのための会社でないといけない」会社は公器であり

 会社ファーストになってはいけない。

 もう一度考えてごらんと言われたような気がした。

 

 また、上杉鷹山って、他に何か良いことを言っていないかなぁと思い

 上杉鷹山の名言を調べてみた。そしたら

 「なせば成る 成さねばならぬ 何事も ならぬは人のなさぬなりにけり

 (これは知っていたが) のほかに

 「してみせて 言って 聞かせて させてみる」というものがあった。

 

 この言葉は、どこかで見たことがあるなぁと思い、

 考えていたところ「山本五十六」の名言にも同じようなことがあることを

 思い出した。山本五十六の名言を調べてみた。

 「やってみせて 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば

  人は動かじ 」(これは知っていたが)の続きがあった

 「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず

  やっている姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず

 

 上杉鷹山の雑誌の記事から、山本五十六の名言=人材育成の究極の一説

 見つけることができた。

 

 自分に気づきを与えてくれる「人」や「言葉」には

 「出会うべくして出会っているんだろうなぁ」って思う。