~ 今日の一言 ~ 「富」は良いことだけど・・・
~今日の一言(NO.192)~
国の富をなす根源は、社会の基本的な道徳を基盤とした正しい素性の
「富」である。しかし「富」は絶対であるのだろうか。
もし、「富」を基準に、人の真価を論じれば、「孔子」は落第生に
なってしまうかもしれない。
しかし、「孔子」は、自分を果たして落第生だと感じていたのだろうか。
自分の身の丈に満足して生涯を終えられたとしたならば、それはそれで
ふさわしい評価と言えるのではないか。
⇒ 身の丈で生きることによって、以下のような感じになれるとすれば
生きて行く上で「富」は必要であるが、必要以上に持つ必要はない
のではないかと思ってしまう。
- そのままの自分を認めているから、人をうらやましく思わない。
- 劣等感や優越感を感じないので、ありのままでいられる。
- 日々の暮らしが落ち着き焦りや不安がなくなる。
常に高級料理を楽しめるように、些細な料理も同じ味わいで味わえる
周囲との充実した日々も楽しめるけれど、孤独な日々も「また学びが
あるさ」と楽しめる人は、成功者と言っており
身の丈で生きれることの素晴らしさを説いている。