~ 今日の一言 ~ 祖母の詩に学ぶ

~今日の一言(NO.213)~ 

・祖母の「詩」

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 - 春を待つ 老いたる我に一枝の 春を咲かせし庭の桜木

 - 桜花 爛漫として咲き乱れ しばし見とれ我を忘れり

 - とう人もなき山荘に カメラを自然とともに 一人楽しむ

 - 一居の 寂しさ紛らす窓ぎわの カーテンのゆれ静かにながむ

 - 玄関に 人の気配が出てみれば ただコトコトと風の音のみ

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 ⇒ 小さいときからお世話になった大好きな祖母が1月に亡くなった。

   この前、帰省した際にやっと墓前で挨拶ができた。

 

   上の詩は、その時に親せきから「祖母が書いた詩だよ」と見せて

   もらった詩の一部である。

 

   「一人で寂しくさせてしまったなぁ」という気持ちと

   何かできることはなかったのか後悔した。

 

   普通にあるものは、いつもあるとは限らない。

   実家にいる親に会えるのもあと何回あるのだろうと考えてしまった。