~ 今日の一言 ~ 大学の道は明徳に始まる

~今日の一言(NO.256)~

・「大学」(四書の一つで、他3つは「中庸」「論語」「孟子」)

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 大学の道は、「明徳を明らかにする」「民を親しましむる」

 「至善に止まる」が実践項目となっている。

  1.明徳を明らかにするとは、

    輝かしい立派な徳、聖人としての徳として伝承されてきたものを

    わが身に学んで我が身につけ、一層輝かしく発揮すること

  2.民を親しましむるとは

    1の実践を通じて、民衆を互いに親しみ合わせて、平穏な暮らしを

    得させること

  3.至善に止まるとは

    1.2の実践を通じ、絶えず最高の善の境地に踏みとどまって

    他に移らないこと

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 ⇒ 子どもの机で仕事(在宅勤務)をしていた時

   前に読もうとして、子どもの机の上に置きっぱなしにしていた

   「大学・中庸」(本)を発見。

 

   2000年以上前に書かれた本を見て、背筋が伸びたような気がした。

   また、「わが身をよく修めるためには、まず自分の心を正すことだ。

   心が正常に落ち着いていないと、何を視てもはっきり見えず、何かを

   聴いてもはっきりとは聞こえず、何かを食べてもその味が分からない

   これでは身の修めようがない」とも書かれていた。

 

   コロナ問題で、周りに流されて、何を視てもはっきり見えず、

   何かを聴いてもはっきりとは聞こえず、何かを食べてもその味が

   分からないようなことになっていないか。

   まずは、自分の心を正常に落ち着かせよう。

 

   心の在り様が非常に大事だ。