～ 今日の一言 ～ 仕事と幸せ（充実感）
～今日の一言（ＮＯ．１５４）～
一冊の辞書を編むのに１５年が経った。
松本先生が、辞書の完成の目の前に亡くなった。
松本先生からの手紙には
「皆さんと会えて、私の人生はこの上なく充実したものとなりました。
『感謝』という言葉以上の言葉が思いつかない」
とあった。
人生は一度きり、どんな形でもよいから、全身全霊を捧げられるものを
探し出し、見つけたら、それに邁進する。
それが幸せというものかもしれない。
花形セクションから辞書編集部に異動。
なぜと最初は後ろ向きになり仕事も手につかなかった。
しかし、辞書編集にたずさわる中で、仕事の意義や面白さを知って、
最後には自分の仕事に誇りと楽しみを持てるようになった。
⇒ 仕事が合わないからと言って、すぐに結論を出してはいけない。
（ブラック企業であるとか、人間関係等で問題があれば別）
本当に合わないかどうかは、仕事に没頭してみなくては分からない。
好きなものを仕事にすることは幸せであるが、すべての人がそう
できるものではない。
仕事を好きになることも幸せの一つの形だと思う。
