~ 今日の一言 ~ トップに必要なもの(論語より)
~今日の一言(NO.189)~
・「論語」の中で民を治めるために必要なものとして4つ書かれていた。
「知」=行政知識や行政遂行能力がないといけないと何もできない。
まずは、「知」が必要。
しかし、「知」が十分であっても駄目で、物事を実行するにあたっては、
組織が、人と人が繋がりあって実施して行くものだから、「仁」=仁徳を
もって実施しなければならない。
そうしなければ地位をえてもやがて失うことになる。
仁徳をもって実行して、その地位を守り得ても、「荘」=品格や威厳を
正して民に臨まなければならない。尊敬が得られないと人はついてこない。
行政知識は十分にあり、仁徳をもって実行し、品格や威厳をもって民に
臨んでも民を動かすのに「礼」=規律や人の踏み行うべき道を守って
接して行かなければ、善政を施すとはいえない。
⇒ 自分が思い描く「上司像」について、以下のようにノートに書いて
振り返るようにしている。
まだまだできていないことも多いが、目指している。
・「誠実」「親切」「礼」「思いやり」「寛容さ」をもっているか
・「決断力」と「行動力」を兼ね備えているか
・「夢」を持ち、「夢」に向かって全力で邁進しているか
・心は見えないけれど心遣いは見える。思いは見えないけれど
思いやりは見える。
「知」「仁」「礼」が盛り込まれているが、「荘」はなさそうだと
思ってしまったし、品格とは、周りの人が感じるものであり
これを身に付けて行くことは相当難しい。