~ 今日の一言 ~ 逆があるから真を理解できる
~今日の一言(NO.408)~
・私たちは「幸せ」とか「健康」とかという一つの極を求めがちで
あるが、なぜそれらを求めるのであろうか。
辛いことや悔しいこと、失敗したこと、健康を害したことなど
という反対の経験があったから、それと逆のことを願うのかも
しれない。
自分の思いと逆の方向性のものがないと、自分が真に求めるもの
に気付くことができないのかもしれない。
⇒ 自分が望んでいないことが起こるからこそ、自分が望むものが
理解でき、かつ自分の望んでいないことが起こるということは
自分が望んでいることが起こる前触れなのかもしれない。
とも思う。
ずっと辛い日々を送ったからこそ、幸せになりたいと
思い。幸せになるために行動する。だから幸せになれるという
ことかもしれない。
~ 今日の一言 ~ 身にしみることの大切さ
~今日の一言(NO.407)~
・朝、街中をジョギングをしていると、パチンコ屋前に
行列ができていた。みんな整理券をもってまだかまだかと
待っている。すごいなぁと思いながら、パチンコ屋の角を
曲がったら、そこにも開店を待つ人の行列が続いていた。
恥ずかしい話であるが、自分も大学生のときの、パチンコに
はまっており、食費を削ってもパチンコをしたり、人から
お金を借りてパチンコしたり、本当にバカな生活をしていた。
何度も、大負けし、痛い目に合ってやっとやめることができた。
⇒ 松下幸之助の「道をひらく」の中の以下の内容を見て、
その通りだと思った。
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身にしみるというのは、尊いことである。ありがたいこと
である。ものごとをキチッと誤りなく成し遂げるためには
ことの大小問わず、そこにやはり身にしみる思いと言う
ものが根底になければならないのだ。
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~ 今日の一言 ~ 歴史小説に学ぶ
~今日の一言(NO.406)~
と言うことを聞いたことがある。理由はさまざまであるが
- 偉人の哲学に学べる
- 成功・失敗体験に共感できる
- 「世の中を変えること」を味わえる
- 戦略の勉強になる
などがあるらしい。
⇒ 最近は新しい本を読む機会も減ったが、いろいろな本を
読む。中でも歴史小説は好きなジャンルの一つだ。
中でも、「坂の上の雲」「世に棲む日日」
読み返すことが多い
本の中の話ではないが、司馬遼太郎さんの以下の言葉が
心に残っている。
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私は、常に晴れ上がった空のように高々とした心を
持たなければならない。
同時にずっしりとしたたくましい足どりで大地を踏みしめ
つつ歩かなければならない。
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~ 今日の一言 ~ 「古武術(影抜き)」に驚き
~今日の一言(NO.405)~
・You-tubeを見ていたら「古武術(影抜き)」という動画が
目に入った。見てみたら凄かった。手品ではない。
剣と剣が当たると思った瞬間、剣がすり抜けた。
「オ~」っとつい声を上げてしまった。
研究に研究を重ね、ありとあらゆる剣術の指南書を読んだ。
時には剣の漫画も読んだ。そして剣の握り方や足さばき、
体さばき等、一つひとつ試行錯誤し、やっとのことで
この領域に達した。
思い返すと数十年の月日が経っていた。
⇒ この仕事は自分に合わないと言って簡単に仕事をやめて
しまう人がいる。
何でもそうであるが一人前になる(=極める)ためには
相当の月日が必要であるということだし、月日だけでなく
その月日をどのように過ごしたかと言うことも鍵だと思う。
~ 今日の一言 ~ 勘違いをするな。
~今日の一言(NO.404)~
・2020年の全米オープンテニスで、試合中ジョコビッチが壁に
向けて打ったボールが線審の身体にあたり、反則となって
失格となった。
TVの映像を見る限りでは、ワザとではないような気がしたし
本人もワザとではないと話していたが、本人も非常に
後悔していた。
例え故意でなかったとしても、ルールは、ルールである。
ダメなものはダメなのである。
⇒ 昔、後輩が
「Aさんというお客さまは、我々の対応が遅れたり、
少々のトラブルがあったとしても、最後はうちで
やってくれる。怒ったりしませんよ。」
と言っているのを聞いて驚いた。
つい「何か勘違いをしていないか」「相手が許して
くれるからとかではなく駄目なものはダメなんだ」
と言ってしまった。
そんな心持で仕事をしてもらっては困る。
~ 今日の一言 ~ 歳を重ねるってどういうこと?
~今日の一言(NO.403)~
・歳をとることって駄目なことなんだろうか?
歳を重ねても素敵な人と言われる人はいる。
その人は、その内面から醸し出される雰囲気や言葉遣い、
ふとした時の目の輝きやその表情が非常に魅力的な人
のような気がする。
経験を通じていろいろなものを感じることは
「天から与えられた贈り物」のようなもの。
例えば、何かを失ったように見える時ですら経験と言う、
=同じ境遇の人に寄り添える力を与えてくれる。
経験は、心と体を豊かにしてくれるチャンスである。
⇒ 知り合いのお父さまが亡くなった。
私も父が3年前に亡くなっている。だから自分の経験を
通じ、相手の悲しみを理解することができるし、
寄り添ってあげられると思う。
失うことはしたくないが、同じ境遇の相手に寄り添える
ことは、まさに失ったことで得られたものかもしれない。
~ 今日の一言 ~ 熱量が人を導く
~今日の一言(NO.402)~
・イベントの立ち上げをやった。
若くて可能性のある映像作家を見つけたら、必死になって
連絡先を探し、なれない英文メールを深夜まで作り
出演を交渉した。
不思議と、一度も辛いと思わなかった。
そしてみんなの協力もありイベントを成功させることができた。
自分の中で「熱量」があるものに関しては、いくらでも動ける。
何かに委ねて待つのではなく「自ら動く」「自ら問いかける」
といった姿勢が人生において大事だと思い知った。
⇒ 自分の「熱量」が周りの人に伝播し、周りの人を感化し
ひとつの方向にまとまり、凄まじいパワーを生む。
幸運にも自分にも同じような経験がある。
境遇を憂いたり、不満を言い続けたりするのではなく、
「当たって砕けろ」の精神で自ら行動することが
大事なのかもしれない。