~ 今日の一言 ~ 災害 このやろう
~今日の一言(NO.109)~
・「善の研究」(西田幾太郎 著書)からの抜粋
「大いなるものの(自然等)」の前で人は自らの限界を知り、
自分は、絶対的な存在でないことに気づく。
自分というのは、自分だけの力では存在してない。
そして自分は小さいものだと思いに至り、「大いなるもの」に畏怖をもって
向かい合う。
⇒ 今だからはなせることであるが、この間の台風(19号)で、
家族ぐるみで付き合っていた友人が亡くなった。
知り合いからの連絡で認識した。大雨による川の増水で、道路が陥没。
車ごとそこに落ちてしまったとのことだった。
よくよく聞くと、4月に東京から栃木県に引っ越しして、
たまたま、当日その場所を車を運転していたとのことだった。
別に悪いことをしたわけでもない。
「どうしてなのか」。体の震えが止まらなかった。
当たり前の存在だったものが、ある日存在しなくなる。
当たり前が、当たり前ではない。
家族や親戚、友人はもとより、今までご縁を頂いた人たちを大切にし、
生きて行きたい。
故人のご冥福を心から祈りいたします。