~ 今日の一言 ~ 行き過ぎてはいけない

~今日の一言(NO.61)~

・「祝婚歌」(吉野弘の詩の抜粋)

  二人睦まじくいるために

   「立派すぎない」方がいい

    立派すぎることは、

    長持ちしないことだと気付いている方がいい

   「立派にありたい」とか、

   「正しくありたい」とかいう無理な緊張には

    色目を使わず、ゆったり豊かに光を浴びている方がいい

   「完璧なんて不自然なこと」だとうそぶいているほうがいい

    互いに非難することがあっても、

    非難できる資格が自分にあったのか

    あとで疑わしくなる方がいい

   「正しいことを言う」ときは、

    少しひかえめにする方がいい

    相手を傷つけやすいものだと気づいている方がいい

 

  ⇒ この詩を読んで

    「正しいこと」を言うのは当たり前という反面、

    言えばよいというのではなく

    相手のことを考え

    「言い方」や「タイミング」「場所」等

    を考慮した上で、話す方がいいということを

    再認識させられました。

 

    また、子どもや家族などに対し

    「立派でないといけない」「こうあるべきだ」

    「こうあって欲しい」

    という思いが、行き過ぎていませんか

    と言われた気がしました。

 

    毎日、反省させらる日々です。