~ 今日の一言 ~ 忖度しない。本質をみて行動する
~今日の一言(NO.388)~
・本居宣長は、自分が古典の説明をするときに、師である
賀茂真淵の説と違うことがある。先生の説と違うこと
(先生の良くないところ)を説明する際は、はっきりと
その違いを見分けて、説明することが多かった。
これを「とんでもないことだ」と思う人が多かったが、
自分はこの行為を先生の心だと思っていた。と言うのも
先生が「後でよい考えが浮かんだときは、私の説と違って
いても遠慮してはならない」と教えてくれていたからだ。
その立派な考えを持っていることが、周囲から理解されて
いないことが残念である。
⇒ 自分が常に正しいわけではない。より良いものが出きら
気にすることなく進めて欲しい。
真に大切なことは、より良いものを生み出すことであり
過去の師匠の栄光や沽券を大事にするものではない。
自分は、このように懐深くできているのか、真に大切な
ものを見誤ってはいないかなど考えてしまいました。