~ 今日の一言 ~ 国を亡ぼす原因は、敵?

~今日の一言(NO.158)~

耳目を封じられ、へつらいものが幅をきかせ、

 君主は自らの過ちに気付かない。

 そのようなことが続けば、国自体が内部から崩壊し、

 ついには敵国に滅ぼされてしまう。

 君主が、良い政治を行い、君主と人民が一枚岩となっていれば、

 国は豊かになり、他国が攻め入る隙はない。

 

 「君主は舟なり、人は水なり」

 水はよく舟を載せ、またよく舟を覆す。浮くも沈むも「水」次第。

 

 ⇒ 良い政治を行うための、君主のなすべき要点は、以下の通りと

   昔読んだ本に書いてあった。

   1.公正な政治を行い、人民を愛すること

   2.礼を尊重し、すぐれた人物に敬意を表すこと

   3.賢者を登用し、有能な人物を抜擢すること

   4.忠臣の諫言を受け入れること

   

   国という大きなことは分からないが、組織も同じだと思った。

   より良い組織を作って行くベースは、公平公正で、風通しが良く、

   周りの人たちと信頼関係を作るということだと思う。

   信頼関係を作って行くためには、自らがメンバーのことを心から愛し、

   リスペクトすることが必要であり、その言動が、一方通行に、

   独りよがりにならないように、周りの人たちの言葉に真摯に耳を傾け、

   自分の行いを振り返り、反省し、言動を変えて行くことではないかと

   思う。