~ 今日の一言 ~ 3つの鏡

~今日の一言(NO.147)~

貞観政要の「三鏡」

 貞観(じょうがん)とは、中国の唐の元号(7世紀)で、

 貞観政要諦は、貞観時代に国を治めた皇帝の政治の要諦が書かれていて、

 リーダー学を身に付けるための、書の一つ

 

 唐の太宗(李世民)が重心である魏徴が亡くなったときの発言

  ~~

    銅を磨いて鏡とすれば、衣冠の乱れをなおすことができる

    古(いにしえ)を鏡とすれば、興亡の原理を知ることができる

    人を鏡とすれば、政治の得失を知ることができる

    私はいつもこの三つの鏡を持ち、自らの過ちを防いできたが

    重臣(魏徴)に先立たれて、その一つを失ってしまった。

  ~~

 

 ⇒ 仕事ができる人について考えたとき、

   仕事に関するスキル・ノウハウを持っている人ともいうが、

   「人間力がすぐれている人」と言われることがある。

 

   実際に、技術や能力が長けていても、

   素直さ、謙虚さ、誠実さ、正直さ、相手への思いやりのこころなど、

   がなければ、社会で通用しない。

   

   「人間力を高める」ためにはどうすればよいのか。

   あるネットに3つの方法が載っていた。

   <人間力を高める3つの方法>

    ・たくさん本を読む( 本(古典など)に学ぶ )

    ・様々な人と会うことで社会・対人関係力を養う

     ( 自分を諫め、アドバイスをくれる人をつくる )

    ・己に向き合う時間をつくり、自己制御力(心)を鍛える

 

   言葉は違えど、3つの鏡と同じようなことを話していた。