~ 今日の一言 ~ オシムの言葉に学ぶ

~今日の一言(NO.87

・「オシムの言葉」(木村元彦著)からの抜粋

 元サッカー日本代表監督のオシム氏がの名言や哲学等が掲載された書物。

 

 (記者) 最後の佐藤のシュートが外れて残念でしたね。

 (オシム)シュートは、外れる時もある。それよりもあの時間帯にボランチ

      の選手(守備的選手)があそこまで走っていたことをなぜ褒めて

      あげないのか。 

 (記者) 〇〇がミスをしましたが

 (オシム)あなたは、今までにミスをしたことはありませんか。

      人間は、誰でもミスはしますよ。

      選手もミスをします。私だってミスを犯します。     

 オシム特に若い選手は、繊細であり、容赦のない記事や発言により傷つき、

      選手として、力が発揮できなくなり、サッカー界から去った選手が

      多いことも知っている。だから私は選手を守るのです。

    

  ⇒ 結果も見るが、過程も見る。

    結果が良くても、過程が駄目であれば、それはまぐれであり

    また同じことができるかは疑問である。過程をしっかり見て評価する。

 

    また、理不尽な対応や振る舞い、配慮のない発言などで、人に苦しい

    思いさせる権利は、誰にもない。動機や言っていることが正しいからと

    言って許されるというものでないと思う。

    部下の将来を守るのもマネジメントの大事な仕事の一つである。