~ 今日の一言 ~ 限界の中で戦う

~今日の一言(NO.118)~

・卓球元日本代表 若宮さん

 オリンピック代表選考前に、SLE*になった。

 *全身性エリテマトーデス:全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに

  炎症がみられる「膠原病」の代表的な疾患の1つ

 

 卓球をやめるという選択肢は、元からない。

 投薬を続けながら現役を続行したが、落選。

 

 引退が頭をよぎったが、選考に勝ち残るための戦術を見直す。

 体力がない状態で、どうやって勝つのか。どうしたら動かずに勝てるのかって

 言うことをものすごく考えるようになった。

 

 高速レシーブを習得し、前回オリンピック金メダリストに勝利。

 世界選手権への出場権を得ることができた。

 

 今は、引退し、卓球の普及に努めているが、夢(オリンピック出場)を

 あきらめたのは、病気のせいだと思ったことはない。

 

 ⇒ 相手が強いから、世の中の人たちができないと言っているからなど

   といって、戦う前から、考えもせず「やっても無理だろう」と

   諦めてしまう人がいる。本当に良いのか。

   そこであきらめたら、そこからは何も生まれない。

   

   成功している人の多くも、最初から勝てる勝負をしていたわけではない。

   どうしたらできるのか、考えて、考えて、

   考えたことを一つひとつ愚直に実践して行ったのである。

 

   あきらめるな! 見返してやれ。