~ 今日の一言 ~ アスリートは、優秀なマネジメント。

~今日の一言(NO.222)~

大山加奈さんの指導に学ぶ(TV)

 いろいろな有名アスリートの指導映像を見ているが、

 共通しているのは子どもたちの足りないところをみつけて、

 具体的なアドバイスをし、その子たちの技術を上げている

 ところだ。本当にすごいと思う。

 

 しかし、大山加奈さんの指導は、それだけでなく、

 指導の中に発せられる「言葉」が心に響いてくる。

 大山さんは、組織を自分がマネジメントする上で、気付きを

 与えてくれている存在だと思った。

 

 <心に響いた言葉>

 ①上手くなるために練習しているが、正しい練習方法でないと

  上達しない。

  ⇒ できないのは能力はないだけでなく、やり方が分からない

    だけだ。若手等がなぜできないのという前に、できない

    理由をしっかり見極め、把握し、それを解決してあげる。

    解決方法を間違えると、上達しない。

 

 ②相手のサーブが取れなかった。技術的なものもあるが

  それよりもレシーバーをカバーしてあげようという

  周りの人達意の気持ちが足りなかったんではないか。

  サーブを受けた人が一人で頑張らなければならない状況に

  なっていた。もっと周りが助けてあげることがあったのでは

  ないか。

  ⇒ 厳しい環境のときこそ、一人にしない。

    そこをマネジメントがしっかり見てあげないといけない。

    そして、協力体制の必要の有無を見極めて、必要と判断

    した場合は、その体制をすぐに作り、サポートする。

 

 ③ライバルの存在が大事。ライバルが10やるなら、自分は

  20やろう。お互いがそうやって伸びて行く。そうして

  上達が、上達を呼ぶ。上達することが分かると嬉しくなり

  さらに上を目指す。それが自分を高める原動力となる。

  ⇒ 健全な競争がもたらす効果はすごい。

    そして、大人になって上達することの喜びをもう一度

    知ってもらうことはもっとすごいことだと思う。

    そのために、どんなことにチャレンジさせるのか、

    そして、そのチャレンジをより良いものにするために

    チャレンジ計画を作り、どるのようにサポートするのかを

    マネジメントがしっかり考えてサポートして行くのかが大事

 

 ④みんなが良いところはどこか。みんなの良いところを

  コートの中で出そう。

  ⇒ あなたの組織にいる人たちの良いところはどこなのか。

    それが、組織の強みとして、発揮されているか。

    発揮できるような環境を作っているか。

    それができると、凄い力になる。