~ 今日の一言 ~ 生類憐みの令って何?

~今日の一言(NO.265)~

・「生類憐みの令」徳川綱吉

 24年間をかけて追加されてきた法律。

 一番初めは「将軍が御成りになる道に犬や猫がいてもかまわない」

 から始まり、やがて犬を殺したものに厳しい処分が下されるようになり

 結局、法令の範囲が、犬、猫、馬等から鳥類や魚類にまで広がり

 ついには鰻やドジョウの販売まで禁止された。

 

 この法令は、行き過ぎた面もあるが、対象範囲には人間も含まれており、

 社会問題となっていた重病人の遺棄や捨て子、放火や辻斬りをなくし、

 社会的な弱者を救済するという先進的な政策となっている面もあった。

 女性が一人で旅をできるようになったのもこの法令のお陰である

 

 ⇒ 今までは「悪法」と聞いていたので、この話を聞いて驚いた。

  (当時の常識は、今の非常識

   昔、突き指をしたときに、学校の先生から突き指した指の根元を

   ぐりぐりもまれ、「これで大丈夫」と言われた。後で腫れが

   ひどくなったが、このやり方が正しいと信じているので

   別の友達が突き指をしたときに同じことをしてあげた。

   今では、何もせずにまず冷やすのが常識であるが、今思うと

   友達に悪いことをしたと思う。

 

   常識が本当に正しいのか、皆が言っていることが正しいのか

   マスコミが言っていることが正しいのか。

   一部の情報だけで判断することは怖いと思った。