~ 今日の一言 ~ 1mmを大切にする

~今日の一言(NO.288)~

吉田都さん

 1983年に英国ロイヤル・バレエ学校入学後、サドラーズウェルズ

 ロイヤル・バレエ団の最高位プリンシパルに昇格。2010年同バレエ

 団の来日公演最後に26年間に及んだイギリスでのキャリアを終えた。

 

 バレエに対する取り組みにおいては1mmの誤差にも妥協はしなかった

 自分の演技もそうであるが相手役の演技に対しても妥協はしなかった。

 理由は、一つのずれが起点となり、その後の演技が少しずつずれてしまい

 最後には、大きなずれになってしまう。そうならないためにも小さなこと

 までこだわり一瞬一瞬の動きを完成させることを大事にする。

 

 ⇒ 営業の仕事もそうである。お客さまとの契約を完成させるためには、

   きちんとしたお客さま説明。不備のない約定書の受領。余裕を持った

   オペレーション時間の確保や事務担当者とのオペレーション内容の

   共有等がある。

   その一つの業務や作業においてもミスやずれがあるとオペレーション

   ができなくなりお客さまののご迷惑になる。

   正確な事務、確りとしたコミュニケーション、後工程を考えた仕事。

   当たり前のことであるが、もっと配慮した取り組みが必要だと感じた。

 

 

~ 今日の一言 ~ 雑談する時間って要る?

~今日の一言(NO.287)~

・仕事を早く終わらせるコツという記事があり読んでいて

 「こなす仕事に時間をかけない」

 「鉛筆とPCを使い分ける」

 「分からないときは経験者に聞く」

 などがありましたが

 最後に「雑談をする」と言うのが載っていました。

 「雑談をする?」と思い読み進めると

 「頼るべき人と雑談をしておくことで関係をより良くしておく

 ことができる。雑談の中でその人が今忙しいのか忙しくないのか

 が把握できたり、相手の都合の良い時間を聞けたり、また

 雑談の中でちょっとしたヒントをもらうことができる」

 と書いてあった。

 

 ⇒ 私はタバコを吸わないのでわからないが、タバコを吸う友人は

  「タバコ部屋人脈」というものがあり、そこでいろいろな人と

  仲良くなり、ネットワークが広がり、仕事がスムーズに行く

  ことがあると言っていたのを思い出した。

  また、お客さまや職場の人たちとの交渉や関係作りもそうであるが、

  重要なことだけしゃべって終わりでは、中々関係が築けないと思う。

  雑談の大切さを知り、雑談力を向上させることも、円滑な関係を

  つくる一つのキーワードかもしれない。

~ 今日の一言 ~ 智に働けば角が立つ・・・

~今日の一言(NO.286)~

<「草枕」 冒頭(夏目漱石)>

 *********************************

  山路を登りながら、こう考えた。

  智に働けば角が立つ。

  情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。

  とかくに人の世は住みにくい。

  住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。

  どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生れて、絵ができる。

 ********************************

 

 ⇒ 「人付き合いって難しい」ってことや「心の置きどころ次第で

    心に余裕がでる」ことなど、こんな短文の中で、本当に上手く

   表現しているなぁと思う。

   人付き合いで苦労したことがない人はいないだろう。

   私も過去にはいろいろな苦労をしたし、苦い思い出もある。

 

   ただ、今の職場は、雰囲気がよく、一人ひとりが親切で

   明るくて、優しくて、思いやりがあり、そして何事にも前向きで、

   協力しあっている。皆の雰囲気がとても良い。

   昨日、当社のトップがいきなり私たちの部署に現れて驚いた。

   その際「いろいろな部署を回っているが、5分ぐらい居ると

   その組織の雰囲気が分かる。この部署の雰囲気はすごくいいね

   とお褒めの言葉を頂いた。とても嬉しかった。

   このような素晴らしいメンバーに囲まれて、一緒に働けることは

   本当にありがたいことだし、この良い環境に接して、自分の

   考え方や行動も良い方に変わってきているのかもしれない。

   一緒に働く職場のメンバーに「感謝」   

   

~ 今日の一言 ~ 等身大で勝負する

~今日の一言(NO.285)~

・過去に何度か講演を頼まれたことがあった。

 思っていたことを上手く伝えられなかったスピーチは苦手だ。

 

 皆さんのためになることを話したい。本を読み漁り

 ついつい自分でもやったことのないような難しい話になる。

 嫁のまえで、事前練習・・・・・

 スピーチをしても噛むし、当然覚えられない。

 かつ聞いていても面白くないと言われる。

 まぁ、本の受け売りなので説得力もない。

 

 開き直り。そんな無理をして話をしても、しょうがない。

 自分が知っていることを、経験してきたことを、等身大で話す方が

 よいのではないかと思い、日頃感じていること等を原稿に落とし

 話すようにした。

 どこまで伝わったかは分からないが、日頃思っていることなので、

 焦らずしゃべることができた。

   

 無理をしなくても話ができるんだと思った瞬間でした。

  

  ⇒ 人前で緊張するのは、場慣れしていないということもあるが

    自分をより良く見せたいという思いがあり知らないうちに

    無理をしてしまい、想定外が発生し、パニックになる。

    言いたいことを噛んだって、忘れたってそれが現在の自分なんだ

    と受け入れて、人前に出て行けばいい。

    人前で緊張してしまうのも自分である。みんな緊張するもんだ。

    今の自分を受け入れて、等身大の自分で挑戦する。

    

~ 今日の一言 ~ 立ち居振る舞い

~今日の一言(NO.284)~

東京メトロ最年長清掃員

 配属先で1か月の研修を受けた。その時、掃除に関する作業内容

 や手順に加えて日頃からの立ち居振る舞いについてもご指導して頂いた。

 美しい立ち居振る舞いは、相手に好印象を与える第一歩。

 立ち居振る舞いは、型通りにやればよいというものではない。

 大切なのは「心」。心の底から「ありがたい」と思えば、自然と頭は

 深く下がる。相手を思いやる心や感謝の気持ちを言葉や態度で示す

 ことが非常に大切。その思いを込めてかつ美しく振舞えれば、あなたの

 魅力は高まる。

 

 立ち居振る舞いは、コミュニケーションの5カ条にも入ってくるくらい

 重要なものである。ちなみに5カ条の内容は「あいさつ」「表情」

 「立ち居振る舞い」「身だしなみ」「言葉遣い」が該当する。

 

 ⇒ 窓口やフロアーで、お客さま対応をしている方々と一緒に仕事を

   する機会があるが、お辞儀や受け答え、身のこなし方一つひとつが

   素晴らしく、私とは全然違った。

   改善すべくやってみる者の、忙しくなってくると、出来が悪く

   心が乱れていると、立ち居振る舞いも乱れる。

   修行が必要と思い知らされる。

 

~ 今日の一言 ~ 障がい児保育に学ぶ

~今日の一言(NO.283)~

・子ども部屋の本棚に「障がい児保育」の本が置いてあったので

 何気なく手に取ってを読んでみた。

 「ノーマライゼーション」「合理的配慮」「包括的な統合保育」と

 言う考え方があることを今更ながら知った。

 ********************************

 (ノーマライゼーション

  障がい者とそれ以外の人が平等に生活する社会を実現させる考え方

 (合理的配慮)

  障がいを持つ人が他の人たちと平等にすべての人権を享有・行使する

  ために必要な調整

 (包括的な統合保育)

  障がいがある子どもに限らず、どのような子どもにでも様々な

  ニーズがあり、一人ひとりのニーズに応じて支援すること

 ********************************

 

 ⇒ 今は、障がいを持つ子どもたちだけでなく、障がいを持たなくても

   家庭の事情等で、普通に生活できない子どももいる。

   子どもたちの置かれている環境を踏まえ適切かつ合理的な配慮を行い、

   子ども一人ひとりの状況を見て支援して行く本当に素晴らしい考え方

   だと思った。

   職場環境も同じような気がした。

   若い子もいれば、ベテランもいる。個々人で業務の経験値や習熟度

   も違う。そのために必要なサポートや配慮をして行くが、

   そのサポートは、一人ひとりの声に耳を傾け、実施して行く。

   こんな当たり前に苦労するのではなく、意識することもなくできる

   ようになりたい。

~ 今日の一言 ~ 龍(一人前)になる

~今日の一言(NO.282)~

・伝説によると龍は千年の間、深い淵に住み、天の時を待って「徳」を

 養うと言われている。龍の話の始めに登場するのは、地の奥深くに潜み

 隠れた「潜龍」で、能力は秘めていても、まだ時を得ず、力もなく

 世の中に現れることができない龍のこと。

 

 人に置き換えてイメージすると

 やがてリーダーに成長する可能性は秘めていても、まだ世間を知らず

 知恵も経験もない。もちろん地位や実力も人脈も、実質的なものは

 備わっていない。将来性を認められることはない状態。

 これが「潜龍」を例えています。

 

 また、この時期にいるものは、焦って世に出ようとしてはいけない。

 まだ、力がついていないうちに何かをしようとしても、認められる

 ようなことは何もできない。だから活躍しようと世の中に出ては

 ならないとの教えがある。

 

 ⇒ 一緒に働いていた若手(2年目)が昨年、自分の道を歩みたいと

   会社を辞めて、別の会社に旅立った。

   今、どうしているのだろうか。

   この記事をみて、あの時は、まだまだ「潜龍」だったのではないか

   と思うが、今では成長して「飛龍」となっていることを願いたい。