~ 今日の一言 ~ 龍(一人前)になる

~今日の一言(NO.282)~

・伝説によると龍は千年の間、深い淵に住み、天の時を待って「徳」を

 養うと言われている。龍の話の始めに登場するのは、地の奥深くに潜み

 隠れた「潜龍」で、能力は秘めていても、まだ時を得ず、力もなく

 世の中に現れることができない龍のこと。

 

 人に置き換えてイメージすると

 やがてリーダーに成長する可能性は秘めていても、まだ世間を知らず

 知恵も経験もない。もちろん地位や実力も人脈も、実質的なものは

 備わっていない。将来性を認められることはない状態。

 これが「潜龍」を例えています。

 

 また、この時期にいるものは、焦って世に出ようとしてはいけない。

 まだ、力がついていないうちに何かをしようとしても、認められる

 ようなことは何もできない。だから活躍しようと世の中に出ては

 ならないとの教えがある。

 

 ⇒ 一緒に働いていた若手(2年目)が昨年、自分の道を歩みたいと

   会社を辞めて、別の会社に旅立った。

   今、どうしているのだろうか。

   この記事をみて、あの時は、まだまだ「潜龍」だったのではないか

   と思うが、今では成長して「飛龍」となっていることを願いたい。