~ 今日の一言 ~ お父さんの姿に学ぶ2つの行動

~今日の一言(NO.233)~

・この手紙は、誰が書いたのか

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 (次女「たか子さん」あての手紙)

  お父さんは、お家に帰って、お母さんとたこちゃんを連れて

  街を歩いている夢などを時々見ますが、なかなかできないことです。

  たこちゃん おとうさんは、たこちゃんが大きくなって

  お母さんの力になれる人になることばかりを思っています。

  体を丈夫にし、勉強をし、お母さんの言いつけをよく守り

  お父さんを安心させるようにして下さい。

  お父さんより

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 この手紙は、なんと

 硫黄島の戦いにおける日本軍守備隊最高司令官である。栗林中将

 (「アメリカ軍を最も怖れさせた男」)である。

 家族思いで、優しい心のこもった手紙も書いている。

 

 栗林司令官は、身の安全のため硫黄島の後方の父島で指揮をとっても

 良かったのに現地に身を置き、最後まで指揮を撮り続けた

 また司令官なのに偉ぶることもなく兵士と同じ食事をし、声をかける

 ような人だった。

  

 ⇒ 学ぶべきことの一つ目は、自分にできることをやること。

   会いたくても会えない。

   やってあげたいこともいっぱいあるが、できない。

   せめて、できること(手紙を書くこと)に、全力を尽くす。

 

   今の世の中の状況では、外出の自粛もありできないことが多いが

   できることもあるはずだ。

   例えば、トップアスリートがいろいろなコメントを発信し、

   皆を勇気づけているのもその一つの現れだと思う。

   家の中にいて、自分の心と体の管理を確りすることも一人ひとりが

   できることの一つだと思う。

 

   学ぶべき姿のもう一つとしては、トップとしての姿勢

   厳しくなると自分の保身のために、部下を裏切ったり、はしごを

   外したりする上司がいる。

   トップは逃げてはいけない、厳しい局面で逃げると部下は分かるものだ

   部下との信頼関係がなければ、戦ってくれないのは当然である。

   トップが踏ん張るからこそ、部下がついてくる。

            

   必ず明るい朝はくる。

   今日も一日、明るく、楽しく、元気に、頑張りましょう。