~ 今日の一言 ~ 認知症サポーター
~今日の一言(NO.89)~
・認知症の方の書いた文章(誤字もそのまま記載しています)を紹介された。
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「〇月〇日、失ぱいばかりで、あねに目わくをかける。
毎日、 じぶんがしていることが、わからなくなる。
なさけなく自分がはがいい。
毎日、あさからこんなこと
ハンカチ、チリガミ、サイフ1512円長いつきあいです
アオゾラさんに行きます
アオゾラさんにリハビリ
さいきん なにをしても自分のしたことがわからない今このごろです」
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講師は、この方には「姉」がいないと言っていました。
えっ!「あね」と書いてあるのに?と驚きました。
また、認知症の人と接するときの心構えとして
「誰よりも苦しいのも悲しいのもご本人。様々な行動は、不安や病気の
否認の自己防衛であり隠れた悲しみの表現なんです」
「認知症になったらで幸福(しあわせ)でない?は嘘。
日常を全うしているご本人とご家族もいます」と話していました。
⇒ 「身内に認知症患者がいることは不幸」というレッテルを貼って
いた自分の考えに大きな誤解があった。難しいがいろいろなことを
正しく理解し、偏見を持たず、行動して行くことが大事。
また、すべてがすぐに解決できるわけではない。
どこに足を踏み出しても悪くなるとわかったときは、何もしないで
時間がたつのを待つのも一手である。