~ 今日の一言 ~ 真の心

~今日の一言(NO.347)~

・他の人からの依頼事項についても

 その人に気に入られようとか、あるいは好意を持たせようとか

 と言う気持ちではなく、また何の報償も念頭に置かず

 純一無雑な心で「はい」と返事し、その業務をおこなうことに

 形容のできない温かいもの「=まごころ」を感じる。

 

 ⇒ 「まごころ」とは「自分中心の心を離れて、他を生かすため

   に尽くす」という、誰しもが持っている人間本来の心だと思う。

   折りにふれ、人から受ける真心に感動したり、その尊さを

   教えられ、それがきっかけとなって、自分の心の中に無意識に

   潜んでいる「真心」を、目覚めさすことがあります。

   そこから、自分も何か人の役に立ちたい、尽くしたい、という

   強い思いと意欲が湧いてくるものです。

   形の上では「他人のために、世のため、人のため」にしている

   ようでも、「周囲から誉められ、認められ、注目され、自分の

   気持ちが済むように…」といった、自分中心の気持ちになって

   しまいがちです。そのような心が少しでもあれば、それは、

   真心から遠く掛け離れてしまい、押し付けがましく取られる

   ことさえあるのです。人が知らなくても、自分の得になら

   なくても、余計なことは考えず、ただ純粋に世のため、

   人のために尽くすことが出来る、ということに自信を持つことが、

   「真心を尽くすは己を支える力」ようするに、真心を尽くした

   事は他人はしらなくても自分を支えていく力になっていくという

   ことになっていくのです。ぜひ、そのような心を持ち自分を

   支えていく力としていきましょう。