~ 今日の一言 ~ 自分の実力はいかほど?

~今日の一言(NO.295)~

・たくさんのお小遣いをもらい。

 美味しいものを食べたり、旅行をしたり、毎日が充実している。

 自分はやりたいことが何でもできる。欲しいものは何でも買える。

 自分は大人で、自分の意思で何でも判断できる。

 困っている人たちに寄付もできる。

 皆が俺のところに集まってくる。金もあるし力もある。

 

 ⇒ 何かおかしくない?

   この人は自分の足で立っているのでしょうか?

   支援してくれる人がいないと困窮してしまう。

   時々、仕事をしていて成績が上がってくると、自分の実力が

   すごいと勘違いして、転職する人もいる。

   成功している人もいるが、会社の看板が亡くなった状態で

   勝負して勝ち続けられている人は、少ないと思う。

   自分の実力(バリュー)を冷静に見てみよう。

 

~ 今日の一言 ~ 言い方ひとつで気持ちも変わる

~今日の一言(NO.294)~

・工事現場の棟梁が、現場で足を滑らせて、ケガをしそうになった

 若手社員を叱ろうとしていた。

 「一体何やっとるんじゃ、いつになったら一人前になるんだ

  こんバカが」と言うのかと思いきや

 「一体何ゃっとるんじゃ、せっかくうまく仕事ができるように

  なってきたお前がここでケガしたら困るやろうが、こんバカが」

 と言っていた。

 このように言われた若手社員は、叱られたことが嬉しくて

 この会社で頑張ろうという気になったとのこと。

 

 ⇒ 「一体何やっとるんじゃ。今バカが」は同じだけど、その間の

   言葉が違う。

   叱り方、ほめ方なんでもそうであるが、言い方ひとつ。

   言っている内容や意味は一緒でも、受け取る人の気持ちが変わる。

   棟梁に勉強させて頂いた一幕でした。

 

~ 今日の一言 ~ 自分の行動はどこが起点?

~今日の一言(NO.293)~

・「原因論」と「目的論」の議論

 対人関係については、原因論では問題は解決しない。

 何らかの原因があって今の状態があるのは確かである(原因論)が、

 しかし過去が現在の状況を作り出しているとは、言い切ることができない。

 原因(きっかけ)は、あったかもしれないが、我々は皆、何かしらの

 目的があって今の状態を作り出していると考えることもできる(目的論)

 要は、個人が自分の目的を達成するために自分を利用しているという

 考え方もあり得るのではないだろうか。

 

 ⇒ わかるような。わからないような議論なので置き換えてみた。

   原因論の視点 :報連相をしっかりやれば上司は意見を聞いてくれて

           課題を解決できた。

   目的論の視点①:課題を解決(目的)するために報連相をしっかりやる

           ことで上司とのコミュニケーションもよくなるし、

           一体感も醸成される。

   ★ メリットあり⇒継続

   

   しかし、報練相をしても、上司は話をきちんと聞いてくれず

   サポートもしてくれない。報連相をしてもなんのメリットもない

   と感じれば、部下は上司に報連相をしなくなる。

   原因論(きっかけ)はあったが、目的に合致せず、継続されない。

 

   上手く事例があっているかわかりませんが、人間の行動は、一つの

   因果関係だけで整理できず、原因と利益実感があってはじめて

   行動にかつ行動継続に繋がるのかなぁと思いました。

     

~ 今日の一言 ~ 防災ノートから学ぶサポートの意味

~今日の一言(NO.292)~

・中学生用の「防災対策ノート」を読んだところ、防災対策の中でできる

 ことは3つ(①応急手当、②搬送、③サポート)と書いてあった。

 「サポート」って何だろうと思い読み進めると

  ~ 言葉や態度で心を支える ~ と書いてあった。具体的には

  ◆ 傷病者と接するときは、落ち着いた態度で接し、安心感を与える。

    傷病者が心配になるような言葉は避け、励ましの言葉をかける。

  ◆ 元気のない人と接するときは、まずは様子をよく見る。そして

    話を聞いてあげる。優しくいつもと変わらない態度で接する。

  ◆ 災害時は、いろいろなことがあり、ストレスがたまる。

    そのような時は、無理をせず、気分を転換したり、安心できる

    人と過ごしたりしてゆっくりと休む。自分自身をサポートする

    ことも非常に大事だ。

 

 ⇒ 読むと当たり前のことのように思えるが、咄嗟にその知識が、

   自然にでてきて、対応ができるか。と言うことだと思う。

   ただ一気にそこに行くのは難しい。まず知ることから始めよう。

   また、自分自身をサポートするということも新鮮だったがその通り

   だと思う。人を助けるためにはまず自分の心も身体も元気でいないと

   いけない。

   

 

 

~ 今日の一言 ~ 与えられたものを大切にする

~今日の一言(NO.291)~

・「自分の最善を尽くす」(PHP研究所記事)

 豊臣秀吉は、

 「草履とり」になれば、日本一の草履取りに

 「炭日番」になれば、最高の能率を上げる炭火番に

 「馬回り役」になれば、自分の給与でニンジンを買い馬にやる

 馬回り役になったが、「俺はこんな仕事は嫌だ」とは一言も言わず

 日本一の馬回り役になろうとした。

 つまり、いかなる環境にあっても自分の最善を尽くし、一日一日を

 充実させ、それを積み重ねて行く。それが人の役に立つ人間であり

 このようなことが成功に導いていくものだと思う。

 

 ⇒ 与えられた仕事に一生懸命に取り組み、その一つひとつを極めて

   行くこのことが、次の仕事の扉を開き、その積み重ねが未来を作る。

   そしてこれは当然の摂理と思うが

   一生懸命仕事をしている人と、中途半端な仕事をしている人では

   次に開く扉が違うのは当然のことだと思う。

     

~ 今日の一言 ~ 価値観の変遷

~今日の一言(NO.290)~

・むかし買った本に「日本人的な感覚」に関して記載があった。

 私たち日本の祖先は、自然の恵みに感謝し、自然に畏敬の念を抱き

 自然の摂理に従いながら共存してきたし、あらゆるものに不思議な

 気配や存在を感じ取ってきた。

 

 日本には四季があり、季節ごとにいろいろな草木に命が宿る。

 豊かな自然に囲まれる中で日本人ならではの感性が育まれてきた。

 一木一草にも「神」を見るような感覚はそういった背景から

 発生していると考えている。

 

 日本の寺や仏像も造られたときにはまばゆい色彩が施されている

 ものもあるが、歳月とともに色が剥げて行くのをそのままにする。

 そこには過ごしてきた時間の感覚や建物を古びさせてきた自然の力を

 尊ぶ感覚があるからだ。

 「諸行無常」を感じさせる雰囲気が日本人は好きなのだ。

 そこに表面的な美でない何かを覚えるのだと思う。

 

 ⇒ なるほどという面もあるが、全ての人がこのような感覚にある

   のかなぁと疑問にも思う。

   時代とともに価値観がどんどん変遷してきている。

   その時代時代、また若い子たちには若い子たちなりの価値観があり

   それを尊重せず、自分の価値観を、押し付けたりする事がないように、

   して行かないといけないと思います。

   

~ 今日の一言 ~ 言葉を学ぶ意味

~今日の一言(NO.289)~

・「保育教育書」に言葉は、伝達や言語交換の道具として学習させる

 のではない。「認識」「思考」「創造」「伝達」の機能を持つ

 総合体として捉え教えて行く必要があると本に書いてあった。

 

 よくわからなかったが、その本を読み進めると

 【認識】 2歳前後の子どもは「コレナニ」「ナンデ」のような質問

      をするようになる。物事を知ろう(「認識」)とする行為

      や意欲は、言葉を通じて行われている。

 

 【思考】 「メダカ」と言う言葉を覚えた後、「キンギョ」や「コイ」

      などの言葉を知り、それをまとめた言葉が「サカナ」である

      ということを知るようになる。言葉と物の関係には上位概念と

      下位概念があることを理解し、上位概念と下位概念との往復

      の中で様々な物と物の関係が整理されて行く言葉が「思考」

      の手段としての意味を持っているということである。

 

 【創造】 「デンシャ」と言う言葉を覚えた子どもは、電車が目の前に

      いなくても、その姿を頭に思い浮かべ、やがてその場面や動き

      時間の流れなどを想像できるようになってくる。

      言語による表現や想像は、「創造」へとつながる。

 

 ⇒ 自分もブログを書くことで、子どもたちが言葉を通じて学んでいる

   ことと同じことを今でも繰り返しているような気がした。

   「認識」 :ブログを書くための情報収集

   「思考性」:いろいろな方が読むことを前提とした文章作り

         文章の展開を考えたり、まとめたり、整合性を確認

         したりする

   「創造性」:いろいろな文章を読むことや自分の意見を記載する

         ことで、様々な気付きを得たり、こんなことが出来たら

         よいなぁという創造力の卵をもらう