~ 今日の一言 ~ 天の時を待ち、地の利をつくる

~今日の一言(NO.332)~

・人間を含め、全ての生物が生きていけるのは「天」「地」の恩恵が

 あってこそ。

 毎日太陽が昇り、沈むといったごく当たり前のことに生活の起点

 があり、また植物が地中に根を下ろし、生き生きと生い茂ることが

 できるのは、大地の不動の徳によるものです。

 この天と地の中に人間がいます。

 その孟子が「天の時は地の利に如かず 地の利は人の和に如かず」

 何事かを達成しようとする時、天の時を得ていても、地の利が

 なければ成就できない。また、地の利を得たとしても、人の和が

 なければ成就できないという意味です。

 ですから、リーダーとなる人物は、「人徳」がないと人の和は

 得られません。「天の時=タイミング」「地の利=おかれた環境」

 その上に「人の輪」が大切なのです。

 

 ⇒ 天のときを得ているのか。地の利を得ているのか。分からない。

   だけど、人の輪は分かる。助け合いながら、目標に向かって全員が

   同じ意識で頑張っている。一人ひとりの前向きの力が、人の輪を

   大きくしている。

   後は、天の時を待ち、地の利をより良く作って行く。